しんゆり映画祭2012

今年の「しんゆり映画祭」について若干宣伝させていただきます。
上映作品やタイムテーブルの詳細については「しんゆり映画祭」で検索して調べてください。
しんゆり映画祭2012

img049.jpg

今年のテーマは「映画よどこへ」。

抽象的なテーマ設定ですが、その「こころ」はホームページをお読みください。

私の今年の関わり方ですが、
去年は『ヘブンズストーリー』を担当しましたが、今年は推した『恋の罪』が落選したため、個別の作品には関わっていません。

その代わりといってはなんですが、
みんなから「遊ぶな」と言われ、10月7日(日)『勝手にしやがれ』上映後のトークの司会をすることになってしまいました。







img050.jpg

ゲストは「シネマテークたかさき」の志尾睦子支配人。

シネマテークたかさきというのは、群馬県高崎市にあるミニシアターで、2004年に市民映画館としてNPOが独力でオープンした、しんゆり映画祭が目標としてきた映画館です。

映画上映がデジタル化するなかで地方のミニシアターは導入費用の問題や上映作品の縮小をめぐり、いま危機にあります。

志尾さんには、この危機のなか「嘆くのでなくどう魅力的な上映を行っていくのか」聞くことになっています。







img051.jpg

ディレクターを仕事としてきた私ですが、自分で司会として前に出るのは不得意で、去年の『ヘブンズストーリー』の司会も冷や汗をかきながらやりました。

しかし、人間新しいことをやらなければ進歩はないと今年も恥をかきます。

志尾さんの話は面白いと思いますので、興味のある方はご来場ください。

また、映画上映のデジタル化でより深刻な影響があるのが地方の公民館などを会場としている映画祭です。1000万円近くするデジタル映写機を導入するメドもたたず、存続の危機に追い込まれています。

志尾さんとのトークのあと、場所を移して全国の映画祭関係者との懇親会も予定されています。





img052.jpg

P.S.
荻大的に上映作品でお勧めは
「スクリプター白鳥あかねの映画人生50年」で
10/8(月・祝)19:10〜上映される
『縄張はもらった』
でしょうか。

その他魅力的な作品が多数あると思いますので、ホームページのラインナップを是非ご覧ください。












img053.jpg
img054.jpg

コメントする