運命的な出会い

あっこです。
音楽ネタの第一回目、運命的な出会い・・・というタイトルをつけたのですが、まずはこの荻大サイト開設に当たって、私の人生の中で大きな変化を与えてくれた、荻大との関わりについてお話したいと思います。

中学3年といえば、受験を控えた大切な時期・・・にもかかわらず、私はある初夏の週末にペイズリー柄のトラッドなワンピースにローファーを履いて原宿の駅に降り立ちました。まだ竹下通りが静かな雰囲気の時です。途中交番で場所を聞きながら、たどり着いた先は、千駄ヶ谷区民センター。
そこで開催されていたのは、「林パックの中止をやめさせる聴取者連合」(だったと思う)の会合です。

林パックとは、TBSラジオの深夜放送『パックインミュージック』の第2部、林美雄さんがパーソナリティをされていた番組です。そのパック2部が放送を終えることになるという話を聞いた方が、継続を求める活動を始めたのです。(このあたりの活動や経緯は、別の方が詳しく書いてくださっていると思います)

私は、林パックの放送の中で会合があることを聞き、出かけました。なぜ行こうと思ったのか、今ひとつ記憶にないのですが、ただ放送を継続してほしいという気持ちを自らの行動で示したかったのでしょう。
その行動が私の人生を大きく変えたと言ってもいいような、運命的な出会いでした。
そこでの出会いが現在の『荻大』へとつながります。

私にとって、もうひとつの運命的な出会いがあります。
それは『PRINCE』。⇒参照

プリンスに出会った1980年代はじめから、プリンスを聞き、プリンスの音楽と共に人生を歩んだといってもいいくらい、運命的な出会いでした。
大学生の時、渋谷のタワレコにはよく通っていました。友人といつものようにタワレコに入っていくと・・・柱に貼ってあったのがプリンスのポスター。

prince.jpg

ひと目見た瞬間・・・うっ、あれ?・・・かっこいい!!!!!
一般的にはキモイと評されるポスターですが、私はこのプリンスに惚れました。格好のドギツイ感じよりも、内側から溢れ出ているアクの強さに惹かれた感じがします。
そのときに買ったのが、Controversy というアルバムです。タイトルからしても、プリンスが当時感じていた様々な問題や思いが込められています。

荻大のみなさんと、そしてプリンスとの共通点。それは、「個」です。人がどう思うとか、人にどう見られるとかという外面的な問題ではなく、いつでも自分の思いや情熱、それを人に伝え、行動する力を持っています。

プリンスは、レコード会社に支配されたミュージシャンではなく、自立した活動が行えるように戦ってきました。不条理に悩まされ、その不条理を乗り越えていくことがプリンスの力にもなっていると思うのです。
だからこそ、苦難も多かったと思うし、私たちファンは、彼の活動に声援を送ってきました!音を通し、ステージパフォーマンスを通して、プリンスと私たちの内側がつながっていると感じています。

プリンスの音楽に励まされ、癒され、涙し、導かれ、出会ってすでに30年〜♪
荻大のみなさんと出会って、30年以上〜(-^〇^-)
出会いに感謝!

(あっこ)

コメント(2)

大輔 Author Profile Page:

「パ聴連」が最初ですか。ローファーの中学生が・・・。道を間違えましたね。(笑)「パ聴連」は「パック林美雄をやめさせるな聴取者連合」で、ネーミングは「べ平連」の「ベトナムに平和を!市民連合」のパロディだったのかもしれません。間もなくそのあたりの事情が資料蔵で公開される予定です。乞うご期待!

あっこ Author Profile Page:

道を間違えました(笑)昔の記憶・・・資料蔵楽しみです!

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