人生の目的 ~ストーンズが教えてくれた~

生まれてきて、何のために・・・誰しもが自分に問いかける、問いかけた事があるのではないでしょうか。


荻大のみなさんに出会った頃、まだ中学生で生意気盛り・・・というよりも、知らぬが仏・・・の自分でした。もう捨ててしまったけど、当時の日記にはなりたい自分や目的などを綴っていて、今でも覚えていることがあります。


『造物家』(ぞうぶつか)になりたいというくだり、まったくの造語です。


何かを作る、造る、創る・・・そういう人になりたいと思っていたわけですが、その当時何を作りたいか・・・はわからなかった。でも何か作れるんじゃないかというぼんやりとした思いがあって、今振り返れば絵描きであった祖父の影響もあるように思います。その後も、ぼんやりとした思いをなんとなく抱きながら生きてきて、「自分を表現したい」ということだったのだろうと分析できます。


絵の才能は残念ながら受け継げなかったようで、当時から続けているのは『書く』『伝える』ということです。企業の中で過ごした時間も、ほとんどが書く、伝えるという作業でしたし、今ヨガを教える仕事をして一番大切にしていることも『伝える』ということです。きっとそれが私の役割、使命だから。


自己表現とは、どんな人にも共通する『生きている証』です。

中学生の頃に考えていた、なりたい自分とは『しっかりと生きたい!』という宣言だったのだろうな・・・と思うのです。



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 そんなことを思い出したきっかけは、2月に観たローリング・ストーンズの公演。

ストーンズは、中学の時からずっと大好きなバンドであり、R&Bを聴き始めたきっかけでもあります。ミックは私にとっての初めてのヒーローでした。加えて、現在のNO.1ヒーローPRINCEは、ミックに見いだされてストーンズの前座を務めたこともあって、音楽の師でもあります。

 

何よりメンバー全員が、もう70才を越えて、頑張って音楽やってる姿に感動しました。

ミックの50年前とも変わらない肉体はむしろ健康的なくらいだし、衰えを感じさせない声量。チャーリー・ワッツの疲れを見せないドラミング。キースは、お腹がだいぶ目立ってたけど、淡々と弾き続け、ミックと絡みながら楽しんで演奏している姿は変わらない。ロニーはたばこの本数が減ったけど、お茶目な姿が素敵でした。


みんなすでにお金持ちだし、名声もある。でもこんなにもハードなツアーに出て、ステージをこなすって、どんな気持ちなのかと考えた。もちろん好きだから・・・というのはあるけど、お金の為だけならできないのではないかな・・・と。

 

ドラッグやアルコールから立ち直り、ハードなフィジカルトレーニングやコントロールした生活を送る。これは並大抵ではないはず。それも50年も現役でいるって・・・驚愕です。

自分たちの使命、役割を全うする。生きるって、こういうことなんじゃないのか、という姿を見せてくれた感じがします。


欲望だけではない、もっと深いところにある、見えない力がストーンズのあの素晴らしいステージとして、形あるものに現されたと強烈な思い出になりました。

 

あの日記を書いた頃も、今も、私たちをインスパイアしてくれるバンドのファンでいられて良かった!


ストーンズの生き方、ステージから生きる目的、意味を教えてもらった!

それが本物のロック魂♪


頑張れ、じいさん!10代ならずこの年で、私もインスパイアされました!

 

感謝と共に

あっこ


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2014年2月26日

東京ドーム

SET LIST:

Get Off Of My Cloud

It's Only Rock 'N' Roll (But I Like It)

Tumbling Dice

Wild Horses

Emotional Rescue

Doom And Gloom

Bitch (Fan vote)

Honky Tonk Women

Band Introductions

Slipping Away (with Keith on lead vocals and Mick Taylor joining on guitar)

Before They Make Me Run (with Keith on lead vocals)

Midnight Rambler (with Mick Taylor)

Miss You

Paint It Black

Gimme Shelter

Start Me Up

Brown Sugar

Jumpin' Jack Flash

Sympathy For The Devil


ENCORE

You Can't Always Get What You Want

(I Can't Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)


 

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