東日本大震災と福島原発事故について(8)

宮崎からの返信

デジタル化進行中の宮崎から返信がありました。地震の前後からメールを出しても返信が来なくなったので実は心配していましたが、今回届いた荒川さんの文章の中に「宮崎からの電話で起き出しテレビをつけると」という一文があったので、無事らしいということはわかっていました。彼は高齢の母親と二人暮らし。震災の時、高齢者をどうやって守れば良いのか・・・これもまた大きな課題です。

 

頭に降り注ぐCD

アンケート遅くなってすみません。
13日の深夜にPCが壊れてしまい 昨日の午後(3月21日)に おらが君が自分のPCを持って来てくれるまで PC無しの生活でした。

地震当日は自宅(東京都中央区)にいました。

レコード棚に入りきれないCDをレコード棚の上に天井近くまで積み上げていたので CDが降りそそぎ散乱しケースが大量に破損 襖には穴が3ケ所あきました
頭髪で防御できない私は痛みに耐えながら必死にレコード棚を押さえていました
幸い流血はなかったものの 揺れが長く何度もCDの直撃を頭部に受けました。

81歳の母親が外出していた

問題は母(要支援「2」の81歳)が外出している事でした。
弟夫婦が母の誕生日(3月2日)に花と一緒にプレゼントした 大好きなタンゴのコンサートに 叔母(78歳)の介添えで二人だけで 中野サンプラザに行っていました。

14時開演なので会場にはいるはずと思い 万一の為に持たせた携帯を鳴らしても つながりません、30分おきに掛けましたがダメでした。
TVでは九段会館の天井落下の事故も伝えていました、24時までに3回つながりましたが でてくれません。

24時過ぎに 疲れ果てて帰って来ました。バスを待つ長蛇の列に何時間も並び 何回も乗り継ぎ 大江戸線の春日までたどり着き 勝どき(最寄り駅)にようやく戻ってきたそうです。
車中では 若い人たちが素早く席を取り座っていたので一回も座れなかつたそうです。
「あの人たちも疲れていたのよね」 ポツリと母がいいました。

公衆電話は長蛇の列で並ぶ気がせず 携帯は気がつかなかったそうです。膝と腰が悪いのでエレベーターを使えず大変だったとおもいます。

 

都営アパートはまるで「姥捨て山」

自宅は築10年の都営アパートの2階で 両親の介護の為に 50年も培ってきたコミュニティから2年前に引き剥がして 引越してきたのです。

このアパートは姥捨て山の様です 老人ばかりでほとんどの人が都営アパートの老朽化で取り壊しになって 単身者、夫婦と部屋のサイズで振り分けられ 親しい近所や町内の人達から引き剥がされた人達です。
そういえば 父はよく いつ家に帰るんだ と言っていた。

このアパートは 1フロア6世帯(単身者用3 夫婦用3)で14階建てで 住居は2階から14階、2階は母より高齢の一人暮らしの婦人が3世帯(毎日の様にヘルパーが来ている) 老夫婦が1世帯 母子家庭1世帯に 我が家という構成です。

地震直後 心配になり各家のインターホンを鳴らしました 母子家庭は不在だったがお年寄り達は全員無事でホッとした。

 

災害時に助けてくれる人はいない!

夕方 外の様子を見に階段を降りたら玄関のエレベーターの前に車椅子のお年寄りが2人いました 聞くと デイサービスから帰って来たところ とりあえず 福祉センターの人が12階へ行ってご主人と部屋の様子を見に行っているという。もう一人は 散歩中に地震に会いなんとか戻ってきて こちらも車椅子を押していたご主人が8階の部屋を見に行っているという。

母から電話があるかもしれないと思ったが 二人が降りてくるまで その場を離れる事はできませんでした 結局 福祉センターの青年がおぶって部屋まで二人をはこびました。
膝の具合が悪いのでといって車椅子さえはこべない自分が情けなかった。

確かに老人を一箇所に集めておけば 管理するには都合いいだろう
平常時は暮らしぶりや障害の状況など把握するには効率がよい

でも 災害時このアパートには助けてくれる人はいない!

老人ホームには職員がいる いても多くのお年寄りが犠牲になった
でも 職員達は必死に救助した 彼等がいるといないのでは・・・・・

 

壁にはひび割れが残っている

部屋に帰る時 廊下に細かいひび割れがたくさんあるのを見つけた
部屋に戻って調べるとベランダと外壁の境の所から上に外壁が10センチ位ひび割れているのを2ケ所みつけた。これがどの位危険なのかは知らない
でも このアパートにはエレベーターが止まれば避難出来ない人がいる事は知っている。

先日 からだの悪い妻と必死に逃げたが 津波にのまれ 手が離れてしまった と
瓦礫になった家の前でしゃがみこんでいる老人をTVが写しだしていた。

すみませんがアンケート2)は もう少し時間を下さい。 今日はもう限界!

 

 

以上宮崎からの第一報でした。

福島原発については、宮崎から次のメールが届き次第アップします。

皆様のコメントをお待ちしています。

(大輔)

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