SAYONARA 2011(1)のりさん

<今年最後のメッセージ>

今年2011年という年は、私にとって3人の大切な人物が亡くなったことで忘れられない年となった。

一人目は高校の同級生M。高校を卒業してから40年近く、月に1度は会って居酒屋で何でも腹蔵無く話し合える友人だった。もちろんお互いの転勤や海外勤務などで会えないこともあったが、もしかすると妻よりも私のことを知る存在だった。

二人目は高田純さん。「歌う銀幕スター夢の狂宴」で出会いその後35年間お会いすることもなかったが、1年半ほど前に再会してから、MIXIの日記で頻繁にコメントを交換し、非常に親しく付き合っていただいた。文字どおり私の兄貴分だった。

三人目は原田芳雄さん。今年林美雄さんのお宅で「歌う銀幕スター夢の狂宴」の映像を発掘し、DVDに焼き直したが、そのなかで「プカプカ」を歌う 原田さんの姿は本当に格好良かった。今年のしんゆり映画祭のゲストトークで石橋蓮司さんが「人が死ぬということは、その人間と共有していた言葉の世界が失 われるということだ」と発言していたが同感だ。

さて、荻大メンバーも還暦近くなってきたが、まだ幸いお互いの葬式に出ることなく済んでいる。とにかく、「生きてるうちが花なのよ死んだらそれま でよ党宣言」ということで、しぶとく生きていきましょう。私も飲酒をできるだけ控えるようになりました。といっても飲むのはやめませんけれどね。

それでは、よいお年を!


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